曽爾産の希少な漆チップで煮出すサステナブルなワークショップ
「漆(ぬるべ)の郷」の呼び名の由来となっている曽爾村は、古来から漆産業発祥の地とされてきました。一度は途絶えてしまった産業の復活に向けて、現在は有志が集まり、漆の植栽活動、漆の森林保持、漆器づくりなど多岐にわたる活動に取り組んでおります。日本では中国産の漆が大半を占める中、国産の希少な漆について学べる「漆復興拠点施設ねんりん舎」にて、漆かきの工具や植栽地を見学していただき、漆染め体験をしていただけます。
漆かきを終えた希少な漆の木材をチップにし、そこから染め液を煮出し、最後まで無駄なく活用しています。環境にも優しい取り組みとなります。
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<漆のお取り扱いについて>
※草木染は天然の染料ですので、人によって出来上がりの色合いが微妙に異なります。天然染料のみの面白み、個々の違いなどによる味わいをお楽しみください。
(当日、作品をお持ち帰りいただく際はビニール袋に入れてお渡しさせていただきます)
◎服装について
・汚れても大丈夫な服装(白い服は避ける)でご参加ください。
・植栽地見学を希望される際は靴はヒールなどを避けてください。
◎布をお持ち込みされたい場合
基本的にはこちらでハンカチもしくは手ぬぐいを用意しています。別でお持ち込みをご希望される際は別途ご相談ください(鍋に入るサイズの布の大きさ、参加人数によって染め液の量が変わってきます)。
※学生向けの教育プログラムについても、別途ご相談承っております(人数・日時は要相談)