四季の移り変わりを五感で感じながら、草原の爽やかな景色の中でウォーキング。
広さ約40㌶の雄大な高原一帯は、日本300名山の一つ倶留尊山の麓に位置し、室生赤目青山国定公園に指定。年間50~60万人が訪れ、近年は外国人観光客も多くが足を運んでいます。2002年、読売新聞社の全国の遊歩エリアから「遊歩百選」に一般投票で選ばれた。
夏には新緑の絨毯が一面に広がり、秋には稲穂が銀色に輝き、
夕方は夕日に映えて金色に染まります。「お亀伝説」が残る池があり、湿原特有の希少な植物も見られる。曽爾高原は、かつては茅葺屋根の材料を育てる萱場でしたが、いまは村人の保全活動により維持され、春先には山焼きによる高原一面が真っ黒に焼き払われる景色も圧巻です。